JABTS
教育委員会主催第3回乳房超音波講習会

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日本乳腺甲状腺超音波診断会議
第3回乳房超音波講習会の開催に際して

日本乳腺甲状腺超音波診断会議(JABTS) 教育委員長
京都府立医科大学 内分泌・乳腺外科 沢井清司

 皆様、お忙しい中、第3回乳房超音波講習会にご参加いただき誠に有難うございます。
 日本乳腺甲状腺超音波診断会議(JABTS)は1998年に発足し、乳腺および甲状腺に対する超音波診断の進歩を大きな目標として、活動を続けてきました。その中で、用語・診断基準委員会(委員長 遠藤登喜子)では乳腺疾患の超音波診断用語と診断基準について小委員会・委員会・全体会議を通じて討議を重ね、2002年10月に「乳腺疾患の超音波診断ガイドライン(案)」を提案することが出来ました。一方、乳癌検診班(班長 角田博子)では、超音波併用乳癌検診に関わる問題を討議し、2002年11月に超音波併用乳がん検診要精査基準(カテゴリー分類)を発表しました。また、検査技術研究班(委員長 白井秀明)では、体表用超音波診断装置に関するアンケート調査結果や乳癌検診における超音波検査技術マニュアル(案)を発表してきました。
JABTS教育委員会では、以上のようなJABTSの活動による成果を結集して精度の高い超音波併用検診の実施を目的とした乳房超音波講習会を過去2回開催しました。これらは、医師、技師が一緒になって受講していました。しかし、第3回乳房超音波講習会は、より高い教育効果をえるため技師のみの受講としました。
第3回超音波講習会は、ハードな内容のプログラムを組んでおります。とくに動画および静止画によるプレテストとポストテストは、かなりの集中力を要します。受講者の皆様方の奮起をお願いする次第であります。
 超音波併用乳癌検診の精度管理、費用効果などについては厚生労働省遠藤班や日本乳癌検診学会の超音波併用検診検討委員会(委員長 大内憲明)でも検討中であり、今回の講習会はこれらの動きとも連動するものであります。
 なお、講師の先生方におかれましては、大変お忙しい中、講師を務めて頂きますこと感謝に堪えません。
 今回の講習会が我が国における超音波併用乳癌検診の精度管理を進めて行く上で大きな一歩となることを期待しております。
 

 

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最終更新日 : 2003/09/25

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