JABTS
教育委員会主催第3回乳房超音波講習会

 実行委員長挨拶

 

 

ホーム
最新情報
教育委員長挨拶
実行委員長挨拶
講習内容
アクセス
コンテンツ

 

ご挨拶

乳房超音波講習会実行委員長
筑波大学臨床医学系
東野 英利子

JABTS教育委員会主催第3回乳房超音波講習会をここ獨協医科大学において開催することができますことを非常にうれしく思います。
乳癌は多くの他の癌と異なり、40歳台から50歳台という若い世代に多くおこる癌であり、早期検出による意義は大きいと考えられます。また近年の乳癌罹患率の増加により、その早期検出、診断に対する期待はより高まっております。マンモグラフィ検診は欧米には遅れましたが、日本では類稀なる優れた精度管理のもと着々と実績をあげつつあります。乳房超音波検査法は日本では長い間マンモグラフィに勝るとも劣らない診断法として用いられてきました。そして乳がん検診にも用いられております。乳房超音波は小さな浸潤癌の検出に優れており、触診に取って代わる方法となると信じております。
乳房超音波検診のウイークポイントの一つは精度管理です。今のところ乳癌の検出は超音波を行うものの技量にかかっております。そこで検者には乳房疾患、超音波検査に関する知識、病変を検出する能力、画像を評価する能力などが必要です。これらを総合的に教育するプログラムが望まれております。沢井清司先生を委員長とする日本乳腺甲状腺超音波診断会議教育委員会では乳房超音波検査法の質の向上を目的として講習会を企画し、東野が講習会実行委員長を拝命しました。そして第1回講習会をつくばで、第2回講習会を京都で行いました。今回は第3回目ですが、36名の定員に対し、66名という申し込みを頂きました。皆様の熱意にお答えできればと考えております。
しかしまだ講習会の方法は固まったわけではなく、毎回、乳房超音波講習会の実行委員会のメンバーが少しでもよい講習会になるように反省と討論を繰り返して作り上げております。この講習会が前回にも増してよい講習会になりますよう、皆様のご協力をお願い申し上げます。

 

 

[ ホーム ]

最終更新日 : 2003/09/23

ヒット カウンタ