このたびUltrasonic Week 2014として、日本超音波医学会第87回学術集会に、超音波関連の学会、国際会議、研究会が共催されます。
アジア造影超音波会議Asian Conference on Ultrasound Contrast Imaging (ACUCI)もこのUltrasonic Weekに参加することになりました。
ACUCIの前身は「国際造影超音波シンポジウム」で、第1回が1999年に京都で開催され、その後第10回まで東京と大阪で年1回交互に開催されていました。
第11回国際造影超音波シンポジウムが中国昆明で開催されたとき、第1回のアジア造影超音波会議(ACUCI)が併催となりました。2010年は同様に東京において併催され、翌2011年には中国昆明で開催されたときに、国際造影超音波シンポジウムはACUCIに併合され、第3回アジア造影超音波会議がACUCI 2011として単独開催となりました。
その後、第4回ACUCIは2012年に韓国で韓国超音波医学会KSUM学術集会と併催され、第5回ACUCIは2013年に台湾台北において台湾超音波医学会TSUM学術集会と併催されました。
このような経緯で、第6回ACUCIがUltrasonic Weekとして日本超音波医学会JSUMと併催されることになりました。日本、アジアの各国の造影超音波を研究する人達の学術集会の場として14年の歴史を持つこの会を開催できることは、大変うれしく思うと共に、その重責を感じているところです。とくに肝疾患の多いアジアの国々にとって、造影超音波が、造影CTや造影MRIと同等の、あるいはそれ以上の診断情報がえられることは大きなインパクトを持っています。超音波造影剤が使える、日本、中国、韓国、台湾が中心となって、今後はそれ以外のアジアの国々に広く使われるようになっていくことが期待されます。
皆様におかれましては、以上の経緯をご理解いただき、アジアにおける造影超音波の発展ひいてはアジアの医療・医学の発展のために、ご協力頂ければ幸いに存じます。
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