会長 谷口信行(自治医科大学臨床検査医学)

Dr.Taniguchi

この度は、東日本大震災で被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げます。

第26回日本乳腺甲状腺超音波診断会議(JABTS26)開催におきましては、当初予定しておりました平成23年4月16日と17日から、震災の影響による交通事情、電気事情等の不確定要素が多く開催が困難なため、開催期日を7月30日と31日へ変更し、会場も自治医科大学にあります地域医療研修センターでの開催することにいたしました。皆様方には御不便とご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。栃木県での開催は、第9回(平成14年)の高田悦雄先生、第11回(平成15年)の森久保寛先生に続き3回目となります。

今回のテーマは本学会の将来発展を探る意味で、「超音波検査の位置づけと新たな展開」とさせていただきました。乳腺甲状腺の超音波検査は、臨床において必須の検査となっているだけでなく、現在その有用性について行われている乳癌検診への適応など、大変注目をあびています。その一層の発展のためには、その臨床での有用性を検討するだけでなく、基礎面での新しい技術の検討、さらにはそれらを用いた応用技術の取り組みが望まれます。そこで、技術面で普及しつつある弾性画像について勉強する特別企画を設定いたします。ご存じのごとく乳腺腫瘤から研究が始まった弾性画像は、既に臨床に用いられ、それに伴い多くのメーカーがその表示法に対応しつつあります。その一方で、複数のメーカーからいくつかの手法で表示されるため、原理やその精度が分かりにくくなり、画像のみから判断する者にとって理解しにくくなっているのが現状です。これらのメーカーによる差については、ぜひとも知りたいところであり、技術的な説明、臨床応用について見つめ直す必要性を感じております。

さらに、教育的な企画として乳腺の講習会を併催いたしますので、今後この領域で勉強を始められる方、再度勉強しなおそうと考えいらっしゃるかたには大変役立つと思います。

最後になりましたが、医学関連の学会は、教育面だけでなく専門医の認定について新たな波がきております。これを乗り越えるために、5年-10年後を見据えて新たな活力と流れを呼びこむべく、本会がその手助けとなればと考えております。

 

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