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特別講演2 『女性科学者、そしてがん患者として』

米沢富美子(よねざわ ふみこ)  大阪府生まれ

専攻、理論物理

京都大学理学部卒業

京都大学大学院理学研究科修了 理学博士

京都大学助教授、慶應義塾大学教授、を経て

現在、慶應義塾大学名誉教授

この間、72~75年までニューヨーク市立大学客員研究院、

96~97年女性として初の日本物理学会会長に就任する

 

一貫して進めてきたアモルファスなど不規則系一般の研究によって、

世界の第一線の研究者として評価され、いくつかの賞を授与された

☆ 76年手島工学研究賞

☆ 84年第4回猿橋賞

☆ 89年科学技術庁長官賞
☆ 96年エイボン女性大賞

☆ 2001年日本女性科学者の会功労賞

☆ 2005年ロレアル・ユネスコ女性科学賞(女性のノーベル賞)

☆ 2005年 総理大臣賞、大阪知事賞、吹田市長賞など、輝かしい受賞歴をもつ

 

著書:
☆ 科学専門書『ブラウン運動』(共立出版 1986)
☆ 『アモルファス物質の構造モデルと電子物理』

   (慶応義塾大学 85-88)など

先端科学の啓蒙書:
☆ 『アモルファスな話』(岩波書店 88)
☆ 『複雑さを科学する』(岩波新書 95)
☆ 『人物で語る物理入門』上下(岩波新書 2005-06)
☆ 『〈あいまいさ〉を科学する』(岩波書店 2007)など

人生論エッセイ:
☆ また『人生は夢へのチャレンジ』(新日本出版社 91)
☆ 『二人で紡いだ物語』(出窓社 2000、後 朝日文庫 04)

 

自伝および評伝:

☆ 自伝 『まず歩き出そう―女性物理学者として』(岩波書店、2009)

☆ 評伝 『猿橋勝子という生き方』(岩波書店、2009)