会長講演
4月21日(土) 14:30〜15:00 第1会場
「乳腺診療と超音波診断の現状と未来」
司会:西原 謙二(にしはらクリニック)
演者:中島 一毅(川崎医科大学 総合外科学)

特別講演1
4月21日(土) 16:30〜17:30 第1会場
「J-START(乳房超音波検診RCT(ランダム化臨床試験))と乳房超音波検診の未来」
司会:中島 一毅(川崎医科大学 総合外科学)
演者:山本 精一郎(国立がん研究センターがん対策情報センター)

特別講演2
4月22日(日) 13:00〜14:00 第3会場
「我が国の専門医制度の現状と将来像」
司会:園尾 博司(川崎医科大学 乳腺甲状腺外科)
演者:千田 彰一 (香川大学医学部附属病院 総合診療部/日本超音波医学会 理事長/
 日本専門医制評価・認定機構 専門医制度評価委員会委員長)

企画講演
4月21日(土) 13:00〜13:30 第1会場
「福島県甲状腺スクリーニングと現状」
司会:貴田岡 正史(公立昭和病院 内分泌・代謝内科)
演者:鈴木 眞一(福島県立医科大学 器官制御外科学講座乳腺内分泌甲状腺外科)

JABTS BC-01報告会
4月22日(日) 10:30〜11:30 第2会場
「JABTS主導多施設臨床研究の展望」
(JABTS用語診断委員会:山口 拓洋、渡辺 隆紀)

JABTSで提唱している検診診断樹の正当性を確認するための、前向き臨床試験を実施した。データ収集が終了した為、解析結果を報告していただく予定である。

司会:渡辺 隆紀(国立仙台医療センター 外科)
演者:山口 拓洋 (東北大学医学系研究科 医学統計学分野/
 東北大学未来医工学治療開発センター 検証・情報管理部門)

乳房超音波検診に関する提言(JABTS乳癌検診研究班報告)
4月21日(土) 9:00〜9:30 第1会場
「乳房超音波検診新診断樹の紹介」
(JABTS検診研究班:角田 博子、大貫 幸二)

JABTS検診研究班で作成された乳癌超音波検診に関する診断樹は、すでにガイドライン、講習会でも使用され、すでに広く普及しているが、まだ、不十分な部分も認められる。今後、診断樹の不十分と指摘された部位に関し、改正を加えていく予定である。今回、検診研究班で作成した、2012年度版 新診断樹を紹介し、会員みなさまのご意見を伺いたい。

角田 博子(聖路加国際病院 放射線科)
大貫 幸二(岩手県立中央病院 乳腺外科)

International Symposium 「Elastography Now」
(JABTS精度管理研究班:植野 映、椎名 毅、中島 一毅)

乳房超音波診断は、乳腺診療に携わる医療者にとって、検診、精密検査だけでなく、手術の適応や薬物効果判定においても、無くてはならないものである。
また、Elastographyはアジア、欧州の乳腺外科医、放射線科医にとって重要な超音波技術であり、近年はエビデンスといえる報告も多数出てきている。
すでに国内での乳腺診療においてElastographyは必須のツールになっている。
2年前より国内で普及しているManual Compression Elastographyとは別にShearWaveをつかったElastographyが販売されている。
同じElastographyであっても、いずれも臨床に有用なツールであるが、やや診断概念が異なるようである。
今回、このManual Compression ElastographyとShearWave Elastographyの違いに着目して、世界の著明な先生方にご講演いただき、今後の乳腺Elastographyの現状を確認とともに未来に関するコンセンサスを得たいと考えている。
ふるって、ご聴講ください。

Session 1 4月22日(日) 10:00〜11:00 第3会場
Chairman: Woo Kyung Moon (Department of Radiology, Seoul National University Hospital,
 Seoul, Korea)
Etsuo Takada(Center of Medical Ultrasonics Dokkyo Medical University)

Session 2 4月22日(日) 14:00〜15:30 第3会場
Chairman: Ei Ueno(Tsukuba Medical Center and Tsukuba University Hospital)
Tsuyoshi Shiina(Kyoto University)

シンポジウム
4月21日(土) 15:00〜16:30 第1会場
「超音波検査・診断の精度管理 −超音波検診と超音波精密検査での精度管理の違いを知ろう−」
(JABTS精度管理研究班:遠藤 登喜子、中島 一毅)

乳房超音波の精度管理という表現では、超音波検診の精度管理が注目されているが、超音波精密検査においてもまた違った精度管理が必要である。今回、検診での検査者のスキルと要精査基準と運用システム、精密検査での検査者のスキルと要精査基準と運用システム、超音波診断装置の精度管理、海外での乳腺診療における精度管理事例について講演していただき、乳房超音波診断精度管理の本質を理解していただきたい。

座長: 遠藤 登喜子(国立病院機構名古屋医療センター 高度診断研究部)
中島 一毅(川崎医科大学 総合外科学)

ワークショップ1
4月21日(土) 9:30〜11:00 第1会場
「乳房超音波精密検査に関する提言 −背景乳腺パターンの描出に関する重要な報告−」
(JABTS精度管理研究班:森田 孝子、何森 亜由美)

乳房超音波検査のためにBモード標準画像の研究において、背景乳腺のエコーパターンが診断に影響を当てることがわかってきた。今回、背景乳腺のエコーパターン分類を紹介し、会員みなさまのご意見を伺いたい。
同時に、背景乳腺により診断が影響を受ける具体例を提示し、精密検査超音波における背景乳腺の描出の重要性を認識していただきたい。

座長: 森田 孝子(名古屋医療センター 乳腺科)
何森 亜由美(高松平和病院 外科/がん研有明病院 乳腺センター)

ワークショップ2 「トリプルネガティブ乳がんを学ぼう」
(石部 洋一、藤本 泰久、鹿股 直樹)

乳がんはER,PgR,Her2の陽性、陰性により、サブタイプに分けられる。
そのサブタイプを知ることにより、治療方針決定や予後推察がおこなわれる。早期に画像診断でサブタイプを推測することは非常に有用である。
その重要性からトリプルネガティブ乳がんを取りあげる。画像と病理像の対比からの特徴、小さく早期に発見するための工夫、化学療法における治療効果判定・効果予測等に関連する乳房超音波の演題を幅広く公募をさせて頂く。(病理・治療については一部指定)

セッション 1 4月22日(日) 9:00〜10:00 第3会場
座長: 椎木 滋雄(川崎医科大学 乳腺甲状腺外科)
藤本 泰久(立花病院)

セッション 2 4月22日(日) 15:30〜17:00 第1会場
座長: 明石 定子(昭和大学医学部 乳腺外科)
石部 洋一(水島協同病院 外科)

甲状腺超音波診断のコンセンサスミーティング
4月21日(土) 13:30〜14:30 第1会場
(JABTS甲状腺用語診断委員会:鈴木 眞一、田中 克浩)

結節性甲状腺腫に対する診断において、超音波検査が有用であることは論をまたない。しかし、内部エコーレベル1つをとってみても、良悪性に特化した所見は決めがたい。したがって乳腺疾患のようにDecision Treeを作成することが困難である。
このカンファレンスでは、超音波診断が困難であった結節性甲状腺腫の提示を募集し、病理または細胞診断と乖離していた症例をご呈示いただく。また、座長進行役より更に判別困難例を提示し、votingにてコンセンサスを得るとともに、論議して行く予定である。(公募、一部指定)

座長: 鈴木 眞一(福島県立医科大学 器官制御外科学講座乳腺内分泌甲状腺外科)
田中 克浩(川崎医科大学 乳腺甲状腺外科)

フローイメージング研究班企画
4月21日(土) 9:00〜10:00 第3会場
座長: 奥野 敏隆(神戸アーバン乳腺クリニック)
森島 勇(筑波メディカルセンター病院 乳腺科)

インターベンション研究班企画
4月21日(土) 13:00〜14:30 第3会場
座長: 位藤 俊一(地方独立行政法人りんくう総合医療センター 外科)
五味 直哉(がん研有明病院 画像診断部)