演題募集

 

演題募集は終了致しました。多数のご応募ありがとうございました。

応募方法

演題募集は以下の「抄録テンプレート」のうち必要なものをダウンロードして必要事項を記入の上、JABTS24事務局演題登録アドレス jabts24@snh.go.jp までメールに添付して送信ください。

事務局で確認後、数日中に演題受領通知を送付します。通知が届かない場合は事務局までご連絡をお願いいたします。

募集演題

一般演題

乳房および甲状腺の超音波に関する演題であればOKです。

シンポジウム

●「超音波検査とマンモグラフィの総合診断」

これまで、それぞれの検査方法について多くの議論がなされていた超音波検査とマンモグラフィですが、今後10年以内に超音波併用マンモグラフィ検診が普及する可能性があることを見据えて、両モダリティの総合診断のシンポジウムを企画しました。

本シンポジウムでは、下記の1〜3についての演題を公募します。

  1. 乳房の構成別における両モダリティの乳癌検出率。
  2. マンモグラフィと超音波所見の解離
    (一方がカテゴリー2以下で他方がカテゴリー3以上になる場合)。
  3. 同時併用検診を行った場合の精度の推定
    (精査基準の検討)。

3については、マンモグラフィでカテゴリー3(石灰化を除く)で超音波はカテゴリー2以下を精査不要とした場合、および、脂肪性・乳腺散在でマンモグラフィでカテゴリー2以下の時、超音波でカテゴリー3以下を精査不要とした場合における、感度と特異度の解析を各施設で検討してもらいたいと思っています。さらに、出張検診におけるシステムの構築の問題、超音波技師の読影精度、同時併用検診の報告書についても議論の予定です。

●「甲状腺エラストグラフィーの標準化に向けて」

甲状腺疾患でもエラストグラフィーは多く用いられていますが、その判定スコア(グレード分類やパターン分類など)を再検討し、標準化を図りたいと思います。定量化の指標についても検討を御願いします。

乳癌組織型を極める:『浸潤性微小乳頭癌(invasive micropapillary carcinoma)』

浸潤性微小乳頭癌は乳癌取扱い規約第16版に新しく加わった乳癌の特殊型での一つですがいくつかの問題点を含んでいます。

まず第一にその超音波画像がどうであるのか、何か特徴があるのかわかっていません。(特徴がないのではないかという意見もあります、もしそうであればそれでよいと思います。)またその特徴的な病理所見が固定の良い針生検標本では得られにくいために適確な術前診断が行われないことがあります。さらに高頻度にリンパ節転移がある割にそれらのリンパ節が小さいことが多く、術前に過小診断されることが多いようにも思います。

今回、多施設から症例を持ち寄って検討することにより、これらの問題が少しでも解決されればと希望しています。
以下は注意事項です。
浸潤性微小乳頭癌は病変のごく一部に認められることがありますが、病変の多くが浸潤性微小乳頭癌である症例と分けて検討したいと思います。数が少ない場合には症例報告形式で、またいくつかある場合はまとめを示していただいても構いません。

● 応募抄録に含めていただきたい内容

  • 年令
  • 病変検出のきっかけ(腫瘤触知あるいはその他の臨床症状、マンモグラフィ検診、超音波検診など)
  • 超音波画像所見(浸潤部の最大径を含む)
  • 術前診断(方法<細胞診断・針生検など>と診断、特に浸潤性微小乳頭癌と診断可能であったかどうか)
  • 術前のリンパ節の評価(レベルI,II,II鎖骨上窩、胸骨傍等に分けて記載してください)
  • 最終診断:浸潤性微小乳頭癌がどのくらいの割合で含まれていたかも
  • リンパ節転移の状況

発表者の選定は事務局にお任せください。

なお、上記抄録は演者決定用で、ご発表をお願いする場合、JABTS抄録集用には改めて抄録をご提出いただく予定です。

ご発表頂く場合、会議の前にプレパラートをお借りしたいと思います。

また会議終了後にまとめを作成したいと思いますので、ご協力をお願いしたいと思います。

たくさんのご応募をお待ち申し上げます。

ワークショップ

●「新しい造影剤による甲状腺超音波診断」

ソナゾイドが発売され、甲状腺診断にも多施設共同試験が開始されています。甲状腺超音波診断に対するするソナゾイドの有用性と今後の展望につき検討します。多施設共同試験の参加施設からのデータを中心に一般からの公募もいたします。

応募演題の採否

応募演題の採否・発表形式・発表日時・会場等は会長に一任させて頂きます。

発表方法

すべてPCによる口演のみで、ポスターはありません。