第18回日本乳腺甲状腺超音波診断会議(JABTS)

 会長ごあいさつ


 
    この度、第18回日本乳腺甲状腺超音波診断会議の学会長をさせていただくことを大変光栄に思います。

本学会(日本乳腺甲状腺超音波診断会議(JABTS))は1998年に設立、会員数は1,300名を越え、これまで17回の学術集会を開催してきました。乳腺・甲状腺などの表在臓器の超音波診断向上を目指し、臨床(医師、技師、看護師)・基礎(物理学、装置開発者)が熱くディスカッションする会であります。

 今回の学会テーマは『超音波診断への新たな挑戦』としました。近年、超音波診断装置は、フルデジタル画像、ハーモニック、組織弾性(エラストグラフィ)、超音波造影法、3D・4Dイメージング、コンピュータ支援診断などの新技術も導入され、めざましい進歩を遂げてきました。その新しい診断技術を取り入れ、臨床の現場に生かすためには、この『挑戦』の気持ちが何より大切であると感じております。

 特別講演では、鴨川シーワールドの勝俣 浩先生に『イルカの超能力』と題して、超音波を使ってコミュニケーションしているイルカの超能力についてお話しいただきます。当日はみなさまにイルカになっていただき、超音波の神秘について学びたいと思っています。

 4月の千葉は季候も良く、近くにはディズニーランドもあり、ご家族連れにも最適であると思います。4月にみなさま方をお迎えできるよう実行委員会で準備を進めております。多くの方々のご参加をお待ち申し上げております。

 第18回日本乳腺甲状腺超音波診断会議
会長 橋本秀行
〈(財)ちば県民保健予防財団総合健診センター乳腺・甲状腺科部長〉